『新ちいさいひと』2巻を読みました。
今回の子どもは中学生が登場します。
中学生と言えば受験に向けて勉強が激しくなる頃ですね。
そんな中学生が児童虐待のターゲットになってしまうという物語です。
児童虐待といえば小さい子どもが体罰を受けるイメージがあったのですが、中学生も対象になるなんて驚きでした。
しかも最近は、”教育虐待”なんて言われて社会問題になっているのだとか!
教育関係の人やこれから受験を控えたお子さんがいる方はぜひ読んでおくことをオススメします。
『新ちいさいひと』2巻1話のあらすじ
今回の主人公は平手玄樹(ひらてげんき)という中学3年生の男の子とです
メガネをかけてきりっとしたクールな印象の男子です。
どうやら勉強がかなり出来るらしく気圧テストではいつも学年1番の成績なのです。
が・・・
今回のテストでは1つミスがあったため100点を取ることができませんでした。
相当ショックを受けた様子の平手くん。
この時の様子がただ残念だったという感じではなく、ものすごく悲惨な顔をしていたのです
しかも恐怖のあまり自分の腕を血が出るまで引っ搔き続けています・・・(;゚Д゚
さらにはそこで固まって嘔吐してしまいまったのです。
それほどまでにショックを受けた彼にはいったい何があるのでしょうか・・・
相川と里子の兄弟
児童福祉士の相川健太は、かつて実の親から虐待を受けていたため、里親に育てられました。
そして現在も里親の元で暮らしてます。
そこには血のつながっていない弟も一緒に住んでいました。
この弟は相川健一。
健太と健一でなのでどちらがお兄ちゃんか分からない名前ですが、
これが原因で弟の健一は昔いじめに合っていたのです。
その健一は平手と同じ中学の同級生でした。
平手くんと違って健一はあまり勉強はできないタイプですが、
友達のいない平手君の唯一の友人でした。
ある日健太が電車の中で平手君を目撃します。
どうやらお母さんらしき人と同じ車両にいたのですが、テストのことについて人目もわきまえずこっぴどく叱られていたのです。
その様子が気になって仕方がない健太。
同級生である弟の健一に平手くんがイジメや虐待を受けていないか調査を進めることにしたのです。
その結果、判明した平手くんの生活実態は・・・想像を絶する家庭だったのです。
『新ちいさいひと』2巻1話の見どころと感想
今回の舞台は受験戦争真っ只中の中学生が対象でした。
代々医者の過程に生まれた子どもが、将来自分も医者になるために、親からスパルタ教育を強いられている状況が描かれています。
たぶんこんな家庭って珍しくないんじゃないかなーと思います。
立派な大人になれるように親が子どもを厳しく育て、無理やりにでも勉強をさせるのって、よくあることな気がします。
とはいえこれも現代では『児童虐待』の一種になるのだとか(;゚Д゚)
その判断基準は、
「子どもがどう受け取るか」
ということなのですね。
今後のストーリーで出てくるシーンですが、
あの山下でさえも
「子供の頃に無理に勉強させられて嫌だったけど、今は感謝しかない」
ってなことを言ってるのです。
ホントに受け取り方次第で、虐待になるか感謝になるか紙一重の問題なんでしょうね。
なかなか深いテーマですが、この先どうなっていくのか続きが気になるところです。
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