『くにはちぶ』ネタバレ1巻|いじめ被害者必読!全国民にシカトされる刑罰が実現した壮絶な復讐物語

『国八分』(くにはちぶ)という漫画をご存知でしょうか?

「村八分」(むらはちぶ)という言葉なら聞いたことがある人も多いですよね!

そう、村八分といえば、昔々の時代にその村に住んでいた人が何か事件を起こしたりすると、他の村民から仲間外れにされてしまうという”私刑”のようなものです。

これがもし、国全体から無視されつづけることになったとしたら・・・

そんなとんでもないことが、「法案」として、日本で実施されたのです!

しかもですよ。その「国八分」となる人物はなぜか女子中学生だという・・・

その起源はなんと1年間!!

人が1年間もの期間を、日本国民全員から”シカト”され続けることになったとたら、その人は一体どうなってしまうのでしょうか?

『くにはちぶ』のあらすじ

またまたこの漫画界に巨大な新星が一人、現れましたね!(^^)

この漫画の作者である各務浩章 さんが描く新連載まんががスゴいんですよ

斬新かつ、不条理極まりない熱いストーリーに、とてつもない可能性をガンガンと感じています!

どういう展開が待ち受けているのか、人間の心の奥底に秘めたドロドロした部分が明らかにされる衝撃のゲキヤバ物語ですよー!(;´Д`)

『くにはちぶ』の見どころはいじめ逆襲

この漫画の作者・各務浩章(かかむひろあき)さんは、おそらくこの『くにはちぶ』が初の連載漫画だと思います(^^)

私もこれまで全然知らなかったんですが、この『くにはちぶ』で初めて各務さんというマンガ家さんを知りました。

絵もなかなか上手だし、物語としても思わずうなるような展開を期待させてくれるんですね♪

ではでは、

そのストーリーは、舞台は現代の日本。あるとき総理大臣が無作為選出対象者無視法(むさくいせんしゅつたいしょうしゃむしほう)という法律を作りました。

これは簡単に言うと”村八分(むらはちぶ)”を国レベルで実施する法律なんですね!

その期間はなんと1年間、八分の対象になった人間を国民全員から”無視”されるというとんでもない法律なんですおーっ(´゚д゚`)

そういうわけでこの法律は、 ”国八分(くにはちぶ)”と呼ばれて国民から恐怖の的になっているというわけ。

でもいったいどうして総理大臣ともあろう人が、こんなトンデモない法律を作ったのかというと・・・

そこには深ーい理由がありまして・・・

ではなく!!

どうやら、イジメを受けた人の気持ちを、加害者側にも分からせることが目的で、それによって他人の心を思いヤルということを理解させるためだそうです・・・

良く考えたというか、ホントにそれでうまくいくのでしょうか・・・?

さらにさらい加えて言うなら、この”くにはちぶ”法案の対象となる人間は、

なんと中学1年生から高校3年生までに限定されるのだそう。

どうやら学校などで『イジメ』が最も問題になる年代にむけた法律、というわけなんですね。

今回、今まで”くにはち”の対象となっていた女子生徒が自殺したことで、次の”くにはち”対象者がまた無作為に選ばれたんです。

その結果、選出されたのが、今回の主人公となる「道端たんぽぽという名前の中学2年生の女の子です。

いかにもイジられそうな名前をしています( ;∀;)

4人家族の長女として育ったたんぽぽは、親に甘やかされながら何不自由なく育ったごく普通の中学生。

親しい友だちもいて、ごくごく今風の中学校生活をエンジョイしていた、いわゆる「リア充」な女のコです。

なぜ彼女がこの法案の的に選ばれたのか、無作為による選出なので正直まったくわかりません。。(>_<)

そんなある日、唐突に政府のお役人たちが学校にやってきて、

「学校の予鈴チャイムが鳴り終わったら無視を開始いたします」

と宣言して、日本国民全員参加による”無視”が始まりました(^^;)

もし、この法律を破って声をかけたりしたらすぐにつかまって懲役刑を受けるという厳しい罰則があるというのです!!

ツッコミどころは満載の設定だけど、”無視法”対象者となったヒロイン・たんぽぽを巡って様々な人間関係が混乱し、崩壊してゆくのですが・・

その様が、妙にリアルでヒューマニックなのだ(^^;

「こんな法律はおかしい!」

たんぽぽの友人や家族は、声にできない叫びをあげるが、できてしまった法律の前ではまったく力になりません。

この漫画の見どころとしては、家族さえもたんぽぽを”無視”するという徹底した法律制限の中、

精神的にも肉体的にも追い詰められていくところと、

不条理な法律と、道徳心との間で苦しむたんぽぽの周りにいる人間たちの葛藤ですね(>_<)

もし、自分の家族がくにはちぶの対象者となったら?

声をかけて懲役刑に服してしまうのでしょうか?

それとも、

1年間”無視”を貫けるのでしょうか?

まったくと言っていいほど非現実的なストーリーなんですけど、これからの展開がどうなってゆくのか気になって仕方がありません!

そのうえ、すごくドキドキわくわくする独善的な物語で、この先を期待しています♪

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くにはちぶのネタバレ

主人公の中学二年生・道端(みちばた)たんぽぽはこの幸せな毎日がずっと続くと信じていた。

ところが・・・

その平穏だった毎日が突然崩壊してしまったのです。。(;゚Д゚)

『無作為選出対象者無視法』…通称“くにはちぶ”と言われている法律の対象者に選ばれてしまったことで、

日本の全国民から、1年の間“無視”されることになってしまいました・・・

それは、大好きだった友達からも、大切な家族からさえも・・・

精神的にも肉体的にも追い詰められてゆくなか、たんぽぽを無視する人間にも不幸な出来事が続発して・・・

衝撃かつドロドロの全国民によるいじめ物語が始まったのです!

シカトが始まった

ある日、主人公の道端たんぽぽは学校でのお昼休みに突然言いわたされました。

「無視法の対象者は、道端たんぽぽさんに決定しました」

政府の役人。踏(ふみ)という人間が教室に入ってきて宣言したのです。

しかも、この予鈴のチャイムが鳴り終わったら”無視”を開始してくれと無茶な支持が出されるのです!

テレビでこの法案の存在は知っていたものの、まだまだ現実として理解してなかったクラスの人間は、

無視開始のチャイムが鳴り終わっても、ふざけてたんぽぽに話しかけました。

すると、その男子生徒はすぐに拘束されてどこかへ連れ去られてしまったのです。

(あの子はいったいどこへ連れて行かれてしまったのか・・・)

目の前で信じられない光景を見てしまったたんぽぽのクラスメイトは、ついに逮捕されたものが出たことで、事の真相を理解することになったのです。

この辺りはなんとなく、映画バトルロワイヤル』でも観たことがあるような”あるある”な展開ですね(^^;)

「これは現実なのか?」

と、驚かせて読者を惹きつけるシーンなんでしょうね。

そしてこの時、

たんぽぽ「アンタのせいで・・・」

と、たんぽぽに恨みごとを言おうとした女生徒も逮捕されてしまうのです(;゚Д゚)

そして…逮捕された人間は、成人だったら禁固刑1年で、未成年は少年院に1年間送られます。

だからこの”くにはちぶ”の法律は、めちゃくちゃ厳しいめちゃくちゃ法律なのです。

周りの人間が自分に話しかけたら逮捕されてしまうという現実に直面したたんぽは、最初の頃は法律を無視してみんなに話しかけたりするんですが、

それが実は自分が周りの人間を巻き込んで迷惑をかけているのだと気づきます。

たんぽぽの親友だった、あざみとしろつめは、たんぽぽに「ごめんね」と書いた手紙を残しました。

決してやりたくてやっている”無視”ではない。

辛いのは意味なく1年間も友人に声をかけられない彼女たちだって・・・

たんぽぽは、この絶望的な現実を受け入れるしかない。と、友人たちの手紙を読んで理解したのだが…(>_<)

家族が悲惨

この”くにはちぶ”の厄介なところはもちろん対象者となったたんぽぽもそうですが、

うっかりたんぽぽに話しかけたら逮捕されてしまう彼女の周りで生活をしている人たちなのだ。

ただ、学校のクラスメイトや友人なんかは学校が終わると、たんぽぽとは関わらないのでまだましだが家族はそうはいかない。

食事の時も、寝る時もずっと一緒に生活してるわけだからまったく会話なしで生活することはすごく難しい(>_<)

しかし・・・

この”無視法”はその家族にも否応なく適応され、家にカメラモニターまで設置されて一部始終モニタリングされているんです。

”くにはちぶ”を言い渡されて学校から家に帰ってきたたんぽぽを待っていたのは、うつむき、何かに耐え忍んでいる家族の姿だった・・・

「えっ!?」

食卓にはたんぽぽが大好きなカルボナーラが用意されていたが”無視法”の対象者となったたんぽぽの分はなかった。

父と母そして妹までもが・・

家族全員がたんぽぽの顔を見ないように下を向いて何も会話せずに食事している。

そんな家族の姿を見て、彼らの立場を頭では理解しているが、たんぽぽの感情はここで爆発する。

たんぽぽ「わたしの分はないの?」「ねぇ…ママ…パパ…つづみちゃん…無視…しないで…!」

あまりの悲しみに、つい言ってはいけない言葉を家族に投げかけるたんぽぽ。

その時…家族のだれもが涙を流していました。

そんな時、家のテレビから”無視法”の対象者となったたんぽぽに関するニュースの放送が流れたのです。

ニュース番組のコメンテーターからは、

「無視法対象者の自覚不足を嘆かずにはいられない」

と、たんぽぽに話しかけたクラスメイトが3名逮捕されたことでたんぽぽを非難するコメントをしていたのでしょう。

「わたし…?わたしのせい?」

逃れられない絶望的な運命に生きる気力さえなくなっていくという物語なのです・・・

いかがでしたでしょうか?

物語はまだまだ始まったばかりですが、そもそもこの法律はいじめを行うものを懲らしめるために出来た法律だとされています。

一見なにもいじめなどしていなさそうなたんぽぽがこの法律の対象に選ばれてしまうのって、とってもかわいそうですよね。゚(゚´Д`゚)゚。

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